雪道の思いで

先日この冬一番の寒気で鹿児島、奄美大島では115年ぶりの雪が降りました。今回京都の南地区と大阪が雪の影響も少なくスムーズに過ごすことができました。ありがたいことです。雪で思い出すことがありますそれは私が学生時代埼玉県の寮に住んでいた時の事です。学校は冬休みで学生たちは大方実家に帰ります、私たち何人かは寮に残りラーメンをすすりながら春を迎える予定でした、しかしそれでは面白くないので友達の軽自動車で友人の実家、新潟に行くことに決めました。埼玉から群馬まで快適なドライブ。私と自動車の友人と実家の友人3人です。群馬県から三国峠を越えたとたんに景色が一変しました。なんとあの有名な文句どおり「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」車はどんどん北に進んでゆきます、それにつれて除雪された雪の壁は徐々に高くなっていきます。私は初めて融雪道路を見て感激しました。しかし後日この融雪道路がとてつもない道路に変身します。私たち3人は雪も解けた道をすいすい北に上り友人の実家がある長岡市につきました。天候は晴天。市内は雪もなく実家で歓迎されて美味しい新潟のお酒や珍しい郷土料理に舌つづみを打って夜遅くまで宴会でした。驚いたのはいつでも入れるお風呂でした今でいう24時間風呂。まさかその当時はそんな機械はありませんなんと天然ガスで沸かしているお風呂なのです。1年中裏庭から天然ガスが出ていますそれにガスバーナーに火をつけて始終お湯を沸かすことができるのですこれには驚きました。日本で天然ガスが出ることも知りませんでしたし新潟の田舎では天然ガスを煮物などに生活の一部として使っていました。そして次の朝どんよりと曇った空を見て早めに新潟を出ました。しかし帰り道十日町まで来た途端に吹雪いてきました。あれよ、あれよといっている間に道路は凍結。自慢の融雪道路も間に合いません新雪が積もりそろ~りそろ~りの運転です。しかし運転をしている友人は雪道を走った経験がありません、津南町の積雪の多い道を走っていたその時です、少しスピードが出ていたわが車はお尻を振ったのです。それに慌てた友人はブレーキを踏みました途端にセンターライン超え1回転して対向車線に横向けに停車。そこに、対向車が真正面から走ってきました、「うあーもうだめだと」一瞬思いました。「がががが~」大きな音で何が今起きたのかわかりませんでした。次の瞬間道路わきに積み上げられた雪のそばに1台の車が止まっています。私たちの車に当たらず横に積んである雪に突っ込んでくれました。とにかく車から出てお礼をと降りたその時その車は体制を元に戻し何も言わずに行ってしまったのです。唖然とした3人。とても雪の道路の怖さを体験した旅行でした。

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