換気設備
①換気扇(排気ファン)
<住まい手による日常のお手入れ>メーカーの取り扱い説明書に従って行います。一般的に、天井付換気扇、壁付換気扇は、拭き掃除または室内側カバーを外して洗います。
<メンテナンスサイン・放置するとおこる現象>スイッチを入れても羽根が回転しないことがあります。作動時に異常音や振動がすることがあります。ファンの回転が遅い、または不規則などの症状が出ます。焦げ臭いにおいがすることがあります。排気ファンが作動しないとトイレの換気や室内の計画換気ができなくなり、においのこもりだけでなく、結露や体調不良の原因になることが」あります。
<メンテナンススケジュール>5年毎に点検し、必要時に部品交換や修理をします。10年目に本体を交換します。
<材料・注意事項・トラブル防止・その他>換気不足は結露発生、シックハウス症候群の症状につながる可能性があります。計画換気として利用する排気ファンについては、特に定期的な掃除に加え、正常に作動していることを日常的に確認してください。
②給気口
<住まい手による日常のお手入れ>メーカーの取り扱い説明書に従って行います。フロントグリルは取り外して、掃除機や布拭きで掃除します。フィルターは掃除機がけ、または中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗います。一般に5~6回洗って使用の後はフィルターを交換します。
<メンテナンスサイン・放置するとおこる現象>フィルターの汚れがひどくなるとフィルターの目詰まりがおき、外部から十分な給気ができなくなる可能性があります。空気の取入れが減ることで結露や体調不良の原因になることがあります。
<メンテナンススケジュール>フィルター交換を1~2年に1階実施します(メーカーの交換スケジュールに従ってください)20年目に本体を交換します。
<材料・注意事項・トラブル防止・その他>交換フィルターの入手先、入手方法を入居時に確認しておきます。換気不足は結露発生、シックハウス症候群の症状につながる可能性があります。給気を妨げないよう、フィルターの目詰まりや汚れを定期的に確認してください。フィルターの汚れ方は、外部の環境により異なります。
③ダクト式換気設備
<住まい手による日常のお手入れ>メーカーの取扱い説明書に従って行います。一般に本体フィルターの掃除(1回/月)のお手入れが必要です。
<メンテナンスサイン・放置するとおこる現象>本体フィルターやダクト口のグリルにほこりがたまると、換気量が減り結露や機能低下の原因になります。
<メンテナンススケジュール>5年毎に点検をします。必要時に部品交換や修理をします。15年毎に本体を交換します。
<材料・注意事項・トラブル防止・その他>換気不足は結露発生、シックハウス症候群の症状につながる可能性があります。排気ファンの清掃や正常に作動していることの確認を日常的に行ってください。