ゴスペルを歌う?唸る!
報告いたします。先月最後の行に私が大阪城をバックにゴスペルを歌いますと書きました、その結果を次回のフィニ-ル誌に書くとお約束をいたしました。それを書きます。まずゴスペルのグループに入ったきっかけはご想像におまかせするとして、実際大阪城西の丸庭園野外ステージで140人のゴスペル仲間と一緒に2曲歌いました。1曲目はビートルズのレット・イット・ビー 2曲目はアイムノットタイヤードイエット ご存知かもしれませんがレット・イット・ビーの曲は(大丈夫だよ、心配しないでいいよ)という内容でレット・イット・ビーと歌うとき心に思っている人へ優しくまた、時には力強く励ますように歌うのです。何度も何度も顔を思い浮かべ語るように歌うのです。アイムノットタイヤードイエットは「私は疲れてなんかいないよ、まだまだ頑張れるよ」という歌です。この2曲は震災で被災された方々を励ます意味もあり、また身近な人への感謝の気持ちを込めて歌える曲なので選ばれました。さて練習の1回目は 大阪旭区の市民会館に集まりました。1回4時間の練習が3回有り、本番前日に練習と音合わせが1回あって、本番当日2時間前に1回リハーサル。そして本番、なんというか「促成栽培」なのです。それでも140人がステージにあがり歌えばそれはすごい迫力で歌うというより唸るといったほうがあたっていたと思います。見に来ていただいたお客様も私も羞恥心を忘れおおいにのりまくりました。このように会場が一つになれたのは、このゴスペルを教えるリーダーがすごい人なのです。「とにかく歌は相手の心に響き感動を与えることが先や、少々音程が狂っていてもそれを味として堂々と歌いなさい、外れることを恐れず今できることを精一杯前にいる人々に伝えなさい、そして最後にどや顔をして終わるんやで~」と。とても教え上手な人でした。私なんか自分がうまく歌っているように思い込み。いつの間にか自分がアーチストに変身し、酔いしれていました。本番ステージにたつと上がってしまうと思っていましたがすこしも上がりませんでした、とても楽しく体をいっぱい表現してリズムに乗って自分を開放できました。ステージで楽しんでいる私を見つけられたかどうかわかりませんが、見に来てくださった方に御礼申し上げます。暑い中本当にありがとうございました。