プーチンの戦略
皆様いかがお過ごしでしょうか?相変わらずオミクロン株が猛威を振るい日本中を我が物顔で感染者を増やしています。第3回目の接種を終わられた高齢者の方も多いと思われます。皆さまどうでしょう。終わりましたか?ワクチンは3ケ月効能が持ちます、それを過ぎるとまた4回目が待っています。いつまで接種が続くのか、また飲み薬があるとは聞いていますが、使えるのかどうかはっきりしていない、不安が募ります。さて不安と言えば世界中に不安を与えたロシアのウクライナ攻撃です。最初の発端はロシアに近い親善ロシア地域のドネック人民共和国とルガンスク人民共和国を守るとしてロシアがウクライナ共和国に対しベラルーシとの共同演習からそのままウクライナを軍隊で包囲してしまい、そのまま戦闘に突入しました。元をただせばこの地区はナポレオンの時も、フランス革命の時も戦火が絶えることがないところであります。EUに加盟されるのがいやでプーチンは強行決断したのでしょう。プーチンはもともと旧ソビエトKGBのスパイなのです。そのような人物が大統領になり国を左右しているロシアが現状です、ですから政治の裏切りや暗殺、独裁、自国主義など当たり前の事。プーチンのTV演説はいかにも自分がやっていることが正当なのかうったえます、批判する輩が出てくれば直ちにこの世から葬られる運命です。つい最近もプーチンを非難した人物が化学薬品をかけられてドイツにかくまわれたことは皆さん覚えているでしょう。とにかく相当強かな人物がプーチンなのです。今回もコロナ禍において世界がそちらに目を向けて対処している間に軍隊をウクライナ周辺に集め攻撃のチャンスを待っていたのです。すべてプーチンの作戦どおり。西側諸国もウクライナには軍隊を送ることはできませんEUに加盟していないからです。米国もいくらロシアを非難しても軍隊は送れません。ましてロシアは天然ガスのパイプラインを持っていますこれがEU加盟国にひかれていてEUがロシアに圧力や制裁をかけてくればこの天然ガスを止めれば西側諸国はエネルギーが不足してお手上げです、プーチンはそれも計算済みなのです。西側のEUや米国はロシアに対して強力な制裁をかけると言っていますが、ロシアからすればたかが知れたことぐらいのことです。制裁をかける以前にちゃんと手を打っているのがプーチンやり方です。今回はまんまとプーチンにEUや米国それに伴う属国が踊らされている感じです。更に深読みするとプーチンは中国の習近平(しゅうきんぺい)と北朝鮮の金正恩(キムジョウウン)3者水面下で手を組んでいるかもしれません。いずれにしても人類は争いの歴史です、一番被害をこうむるのは一般市民であり幼い未来ある子供たちです。プーチンの一人勝ちにしてはなりません。