今年は一歩前へ
明けましておめでとうございます。昨年は皆さまにとってどのような年だったでしょうか?今年令和2年目を迎えました。今年こそ世界が穏やかで活気ある年であることを祈るばかりです。この間も家内が同窓会や女子会に参加すると、だれだれが手術をしたとか、入院中の友人がいるとか、とにかく健康の事が話題になり、今のうちに頻繁に集まらなくては会う機会を失うとか言って、連絡を取り合っています。女の人は年を取るほどたくましく、生き生きしてくる生き物のようです。一方男性は年を取って会社を退職して、何か生きがいを見つけ毎日を生き生きと過ごせるでしょうか? 退職された男性は急に社会から隔離され、時間があり、どのように過ごしたらよいのか見当が付かない人もいるようです。退職前は「十分働いたのだから退職後は好きな趣味を思いぞんぶんやるぞ」と考えていたにも関わらず、その趣味も長続きせず、家に引きこもりTVの番をして1日をだらだら過ごしてしまい、それが長く続くと、奥さんや子供から、うとましく思われるようになってきます。まだ趣味をもってそれに向かって向上心があれば救われるのですが。老人の引きこもりはいただけません。それを解決するには、やはり友達作りがよいのではないでしょうか。それとしっかりと社会につながっている、少しは人の役に立っている、との自覚が大事ではないでしょうか。健康で時間があり、やることが見つからない場合は、まず1歩を踏み出す勇気をもって、どこかのサークルに参加してみたらどうでしょう。実は昨年から私はあるサークルに入れていただきました、「おもちゃ病院」です八幡市の社会福祉事業の管轄でボランテア活動の一環です。以前の東小学校の中にあり依頼者さんが壊れたおもちゃを持ってこられます、それをみんなで知恵を出しながら直すのです。おもちゃといえども中々厄介なものもあります。近頃はICを使ったものが多く私はちんぷんかんぷんなのですが、先輩に少しずつ教えをいただき、また手伝ってもらいなおします。会員の皆さんは温かく親切で参加するのが楽しいです。また治ったおもちゃを取に来て喜んでくれている子供の姿を見てハッピーになり1歩前に進んだ気持ちになっています。こんな自分ですが今年もよろしくお願い致します。