初めてのウオーキング
先日大変ご無沙汰していた友人から我が家に『お邪魔していいですか』と連絡が入りました、もちろん『大歓迎』と連絡、お互い久しぶりに会うことが出来ました。彼は私が電気店をしていたときから影で支えてくれた大切な友人です。早速我が家の庭のオーブンに火を入れ、ビールで再会を祝って乾杯、久しぶりに会う彼は相変わらず元気で、何でも意欲的にチャレンジしていました。そのひとつに、毎月1回か2回ウオーキングに出かけるとのこと、実は私も少し興味がありやってみたい運動でした。早速彼にお願いして、初心者の私でもいけるコースを一緒に歩いてもらうことにしました、彼が選んでくれたのは高槻市の摂津峡でした。私は有り合わせの格好で寒くないようにだけ気をつけました、リュックは息子が要らなくなった分、靴はゴルフのスパイクなしの分、食いしん坊の私は、水筒、お菓子、飴、みかん、など詰め込んで、まるで子供のころの遠足です。昔一度行った摂津峡、イメージはよみがえらなかったのですが。水がきれいな渓谷と記憶していました、その日はあいにくの曇り、前日雨が降りました、JR高槻駅を降り商店街を抜け、桜並木の堤防を上流へと進みます、いよいよ山のぼりに入り、雨上がりの後とても滑りやすい地道でした。途中朽ち果てた、城跡があり今でも石積みの後が残っています、2人は色々と、今の自分の思いや、将来の事について話すうちにまがらなければいけない角をとおりすぎ山頂まで行ってしまいました、山頂まで行きすぎました、そこで一服、用意してきたみかんをほおばりながら山の静けさと、雨に洗われた木々の匂いを胸いっぱいに満たしたのでした。やはり自然を友に遊ぶと、心の隅々まで癒されるそんなひと時でした。少し戻って山を降りていくと摂津峡の水が流れる音がします。昨日の雨で少し水かさが増え,濁っていましたが、私が想像していた風景が目の前に映し出されました。下流に足を運ぶうちにみとれるほどの渓谷美が何か所かありました、途中には滝もあり30分ほどの軽快な散策でした、渓谷を出たらもうお昼で、近くにある「美人湯」の温泉に直行、ここの温泉はとても人気、その湯は「ぬるぬる、していて上がればすべすべ」さすが美人の湯私も10歳若返ったような湯上りの肌になりました、露天風呂が3階にありとても良かったです、また温まった後ぽかぽかさめないのです。さらに私が気に入ったのはここで注文した「地鶏鍋」でした。少し硬めの地鶏のお肉にだしがしみてそれをとき卵でいただく。昔子供のころ実家でお正月に親戚が集まり、鶏をつぶしすき焼きにしました、あの懐かしい味でした。誘ってくれた友人に感謝、感謝の1日でした。