幸せな昼ごはん
先日岡山に行ってきました、以前も紹介したのですが、NHK放送の「鶴瓶に乾杯」で紹介された「でんでん」さんです。変わった名前なので尋ねてみると、苗字が余田なのです。子供のころからあだ名が「でんでん」だったのでお店の名前も同じようにしたとのこと。
ここは岡山市から少し離れた場所にあり、瀬戸大橋がかかっている真下の「下津井」です。ここの漁港はタコ漁が有名で新鮮なタコが食べられます。以前も「でんでん」でタコを買っていただきとても美味思いをしました。それ以来すっかりお友達になりメル友です。この日「でんでん」さんにお昼を「おまかせ」でお願いしておきました。忙しいにも関わらず気軽にOKをいただき、いそいそと岡山に出かけました。下津井の近くには児島があり「ジーンズ」が有名です。そのジーンズ通りを見て歩き。時間があったのでこれまた有名な塩田で豪商となった野崎家の館を訪れました。今では皆さんも知っておられる「瀬戸のほんじお」発祥の地です。その家の中に一歩入りますと明治の面影がとてもよく残っています特に手入れされている庭、座敷、蔵、などがあります。目についたのは「さざれ石」が庭に置いてありました私はこの石を初めて見ました。そうです「君が代」に出てくる石です。又この日は結婚式を終えられたカップルがお庭をバックに写真を撮っておられました、紋付き袴とウエディングそして緑豊かな庭をバックに両親族が仲よさそうに、又よそよそしくもあり、「今がとても幸せ」とあふれる笑顔に出会うことができました。「おめでとうございます」と声をかけると「有難うございます」とお二人からも、家族の方からもいただきました。お蔭でこちらもうれしくなり家内と幸せな気持ちになりました。自慢ではないですが、私の良い所は、見知らぬ人でも、こころやすく声をかけることです。「こんにちは」の一言から思わぬ出会いがあります。「でんでん」もそうでした今では岡山には「余田さん」に会いに行くのが目的の一つです。お昼12時きっかりに到着、久しぶりに挨拶を交わし、お昼を出してくれました。メニューは「カレイ」「飯蛸」「子エビのてんぷら」カレイは煮付けでしっかりした味付け、新鮮なので身が締まっていています。飯蛸も煮付けでこれが又うまい!薄味なのですがしこしこしていて柔らかい。絶品です。小エビのてんぷらは「ぷりぷり」自宅で揚げているのでしつこく無くお塩でいただきました。ご飯はほっかほっかのタコ飯でお米に飯蛸の味がしみていました、ニンジンとシイタケがマチング。さらに天然の海藻から作った寒天、これが又自然の味 昨夜から煮込んで作ってくださったそうです。そしてしめはホットコーヒー。なんと岡山で手作りの昼ごはん。大満足。ごちそう様でした。(今の時期タコ漁は禁止期間で飯蛸の漁はOKなのです)