思い出すのは母の姿

皆様、明けましておめでとうございます。今年は平成と年号が変わって30年目で、いやはや早いもので平成元年は1989年1月8日が始期で2019年(平成31年4月30日)に今上天皇退位により終了する予定です。元年に「おぎゃー」と生まれた子が30歳になる。いかに月日が早いものか考えてしまいます。今上天皇が退位のお気持ちを示されてから、月日が過ぎ決定まで議論を交わされ、やっと決まったのかと心撫でる思いをしました。それでもなお、後1年も先であるとの事、まだ引き延ばすつもり?そのように思うのは私だけでしょうか。さて今年のお正月はどのようにお過ごしでしたか、嫁に行った娘が孫を連れて帰ってくる、独立した息子が彼女を連れて挨拶に来る、遠くの大学に学んでいる子が久しぶりに帰ってくる。色々、さまざまではありますがお正月は家族の絆を改めて感じることのできるチャンスです。皆を迎えるにあたり欠かせないのが「おせち料理」です。昔は31日の夜まで母がおせちを飾るお煮しめやお惣菜を作っていたものです。お正月の朝ごちそうを食べられるのに、それが待てずに、母が立ったスキにつまみ食いをして、ばれないようにはしで混ぜたものです。特に栗金時は時間がかかります。裏ごしするのを手伝うふりして、しゃもじについた残りを見つからないように口に運びました。今思い起こせば楽しいひと時ですした、紅白歌合戦を見ながら台所と居間を行ったり来たり。大晦日いつも母はじっくり紅白歌合戦を見たことはなく台所に立っていました。今はおせち料理といえば一流料理店の板前さんが監修したおせち「3段重ね」うん万円とネットでも、チラシでも、TVショピイングでもにぎやかなものです。また大手スーパーは元旦から開いているので決して不便を感じません、3が日もおせちばかりを食べなくても日替わりでメニューを変えられます。我が家は今おせちも2重で充分になりました。つまみ食いをしたあの日が懐かしいです。さて、今年皆様はどのような目標を立てられましたか、まずは健康に注意して少しでも元気に暮らすが1番、その次はどうですか、やはり何かしら目標をつくりましょう。1年1年けじめをつけて、前に進み続けるのが、良いのではないでしょうか、まだ仕事に頑張れるのは皆様のお蔭です。今年もよろしくお付き合いお願いいたします。

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