春はすぐそこに
まだまだ寒い日が続きますが暦は春を迎えています。梅の花があちこちで咲いていて季節の変化を知らせてくれます、散歩の途中で早咲きの桜が咲いているのを見つけました。八幡市の男山から戸津へ抜ける途中川が流れていますその堤防に植えられているピンク色が濃い桜です。まだ若木で背が低くいのですが春の色で目をたのしませてくれます。以前にも書きましたがその川にはビーバーに似た「ヌートリア」がつがいで住んでいます。時々天気のいい日は日向ぼっこをしいてその姿に癒され、散歩の足が止まってしまします。コロナ禍で散歩をする高齢者の数が以前よりも多く見かけるようになりました。私は午前中に1時間半から2時間歩くのですが、その間に散歩をしている高齢者の数は20人以上です。皆さん旅行や外出もままならないので、家に引きこもるよりも散歩をするほうが健康にもよいと、毎日せっせと歩いています。さて新型コロナが問題になって早1年が過ぎようとしています。ようやく日本にもワクチンが最近入ってきて、医療従事者から先にワクチン接種が始まりました。ニュースを聞いていますとまだまだワクチンがたらず、はかどっていないようです。高齢者がワクチンを受けられる日がますます遅くなりそうです。早くて5月頃でしょう。すべての日本国民が接種を受けられるには今年一杯かかるのではないでしょうか。さらにコロナが一応落ち着くには3年ぐらいかかることでしょう。
また安心して海外旅行に行けるには5~6年してからでしょう、その頃私は76歳もう海外旅行はしんどい年になります。夢だったインカ帝国のマチュピチュやアスカの地上絵の旅はゆめとなりそうです。小学校中学校時代、古代史が好きで発掘現場や、土器、鏃(ヤジリ)拾いによくいきました。八幡市には古い時代の遺跡が数々残っています。弥生時代の住居跡、横穴式の墓、前方後円墳、などなど歴史の好きな方なら、大いに興味が引かれる土地柄です。私が中学生の時八幡市の美濃山地区(今はムサシやコストコが建っているところ)で横穴石棺が発掘されました。当時その石棺からは人骨が出て話題となりました。私は発掘している現場に毎日のように通い大学の先生から色々と教えていただきました。その際、考古学では中々食べていくのは大変ですよと言われたことがあります。当時とても素直な私は「そうなんだ」と納得して考古学は趣味の範囲にしようと決めました。その結果京都の博物館に来る考古学資料などよく見に行きます。展示品の銅鐸、銅矛、土器や須恵器,雑器などを見ていますと若き日の地が騒ぎます。人類の歴史をたどってみると、人類は色々な困難を乗り越えてここまでやってきました。コロナもそうした困難の一つでしかありません。きっとうまく乗り切れるでしょう。そのためには皆が協力することが大事ではないでしょうか?