京都の町は今でしょう

皆さんいかがお過ごしでしょうか?今年、そろそろ秋になろうとしていたらすぐに肌寒い冬の気候になり秋がいつもより短く感じます。しかし滋賀県のゴルフ場ではイタヤカエデ、桜の紅葉が始まってすごくきれいです。毎日ウオーキングで街中や公園を歩いていると、どこからともなく甘くて香しい匂いが鼻に入ってきます。そうです、金木犀の香りです、この香り、朝はさわやか、昼間は癒され、そして夜のとばりが降りる頃には妖艶な香りに変わるのです。この香りが暗闇に漂よい部屋に入ってくると怪奇の世界と人間の世界を交錯させる「聊斎志異」(りょうさいしい)を思い出します。私が若き頃よく読んだ中国古典の書籍です。本の内容は大変美しい娘が若い男を翻弄し、だまし、そそのかしたりして恋する男を破滅に追い込む物語です。若い娘は実は妖怪や幽霊なのです。とても面白く何度も読みなおしました。さて話は変わりますがやっと家内の身内の墓参りができました。東大谷祖廟にあります。ここには義父、義母、義兄が入っています。山の中腹なので家内は足が痛い痛いと休み休み登っていました。家内は「私何歳まで墓参りができるかな、そう私の母は弱かったのに私の年以上でも上っていたね」と自分と比較しています。義母とは何度も墓詣りをしましたが、晩年義母は墓の入り口で「私はここで待っているからお参りして」と言って祖廟の待合室で待っていたのを思い出しました。家内もそうなる日が近いかもしれません。そうなれば私が引き受けましょう。お参りが終り2年ぶりの河原町を歩き、久しぶりに錦市場の「落花生専門店」「むらさき」でピーナツを買いに行きました。以前の場所から店を移転していて現在は寺町通に近い場所でした。残念、生憎お休みでした。さすがの錦も、河原町も人出はそこそこ、もちろん外国人観光客はいませんし日本人観光客らしき人もちらほら、修学旅行の中学生が少し目につきました。なんと落ち着きを取り戻した京都でしょう。しかし後二年もすればもとの風景に変わることでしょう。少し引きますがやはり観光客であふれている京都、活気ある京都にもどってほしいものです。また地元の人が観光客で行けなかったお店や、レストラン、お寺、神社、スイーツ、などゆっくり行けるのは今のうちですよ!さてさてまたも話が飛びますが、なぜコロナの感染者数が激少したのでしょう、岸田総裁に代わって極端に少なくなったように思われます、これは自民党の陰謀か、はたまた、医療従事者、新型ウイルス君が冬にかけて再び荒れ狂うために身を潜めているのか?現在10月30日は全国で感染者287人8月の2500人以上とは比較にならないぐらい少ないです。うれしい反面これから冬にかけて6波がこわ~い。早く3回目打ちましょう。

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