暖冷房設備
①ルームエアコン
<住まい手による日常のお手入れ>メーカーの取扱い説明書に従って行います。一般に、本体フィルターの掃除(1回/月程度)のお手入れが必要です。
<メンテナンスサイン・放置するとおこる現象>フィルターにほこりがつまると暖冷房の効きが悪くなります。異音がする、ガタガタ振動がする、室外機から水漏れがする、焦げ臭いにおいがする等の時は、使用を中止し点検・修理を依頼します。
<メンテナンススケジュール>10年毎に交換(製造元の点検・交換スケジュールに従ってください。
<材料・注意事項・トラブル防止・その他>室外機の前には物を置かず20cm以上あけます(取扱い説明書の記載内容に従います)。
②床暖房(温水・電気)
<住まい手による日常のお手入れ>温水式は、寒冷地では不凍液の入れ替えが必要です。
<メンテナンスサイン・放置するとおこる現象>温水床暖房・・温度調節器(コントローラー)が作動しなくなることがあります。床下配管からの水漏れが起きることがあります。部分的にあたたまらなくなることがあります。
電気床暖房・・温度調節器(コントローラー)が作動しなくなることがあります。部分的にあたたまらくなることがあります。
<メンテナンススケジュール>温水床暖房・・10年毎に熱源機を交換します。
温水、電気共通・・20年毎にリモコン、センサーを交換します(いずれも製造元の点検、交換のスケジュールに従ってください)。
③FF式暖房機
<住まい手による日常のお手入れ>メーカーの取扱説明書に従って行います。一般に、本体の拭き掃除(汚れがあるとき)、エアフィルターの掃除(1回/月程度)のお手入れが必要です。
<メンテナンスサイン・放置するとおこる現象>動作不良が起きることがあります。異音がする、異臭がする等のときは、使用を中止し点検・修理を依頼します。
<メンテナンススケジュール>10年毎に交換します。FF式石油温風暖房機は「長期使用製品安全点検制度」の対象商品です。所有者は製品に表示されている点検期間内に点検を受ける必要があります。
<材料・注意事項・トラブル防止・その他>屋外の給排気管が詰まると運転中に排気が室内に漏れて危険です。積雪時、シーズンの始まりには確認をしてください。
④温水パネルヒーター
<住まい手による日常のお手入れ>メーカーの取扱い説明書に従って行います。一般に本体の拭き掃除、パネルヒーター内部のほこりを除去します。暖房シーズンの開始時には動作確認をします。
<メンテナンスサイン・放置するとおこる現象>パネルの一部があたたまらなくなることがあります。
<メンテナンススケジュール>不凍液の交換を2年に1度行います(交換頻度はメーカーの取扱い説明書に従ってください)10年毎に熱源機を交換します。