地球温暖化と台風
今年も残すところ2ケ月になりました。この1年を振り返るには少し早いのですが、今年も色々な事がありました、特に京都アニメの放火事件や台風15号19号、21号で堤防の決壊、農作物の被害、家屋の被害、など数えきれないほどの出来事がありました。被害を受けられた県民の皆様はこれからどのように復旧していこうか予想もできないのではないでしょうか。私たち京都南部地方の者も他人ごとではありません、1級河川の木津川、宇治川、桂川、に囲まれていることは大きな不安であります。思いだせば私が小さなころ、伊勢湾台風(昭和34年)が近畿地方を襲いました。木津川の堤防に上り激しく水かさが増えるのを見て興奮しました。たぶん子供3~4人で行っていたと思います。まだ堤防の上までは水が来ていませんでした。少し下のほうだったので色々流れてくるものがあってそれをひらうため水辺まで行きました。その時私はサンダルを流し、それをひろうためにゴウゴウと流れている濁流といしょにサンダルを追いかけました。幸い何とか拾うことができたのですが、家に帰って母にその話をすると、ひどく叱られた記憶があります。堤防に立って見ていると、水かさが増した木津川には、上流から大木や、小屋がそのまま流れてきます。驚いたのは生きた牛が流れてきたことです。100メター向こうにぷかぷか浮いて下流に流されていきました。夕方7時頃から堤防の上を歩き「はちまんさん」まで逃げた思い出があります。もしも川口上流で決壊していたらほとんどの家は屋根上まで浸かっていたでしょう。当時まだ高山ダムはありませんでした。今回台風の被害された方は、私の子供の頃のような怖い思いをされたのではないでしょうか。去年の台風も大阪、京都地方では大変な被害が出ました。考えてみますと毎年台風の勢力は大きくなっていませんでしょうか?これも地球温暖化のせいで、太平洋の海水温度が上がりより台風の勢力が大きくなる原因です地球の温度を下げなければなりません、早く化石燃料石油、石炭からの脱皮をしなければなりません。被害を受けられた方々には1日も早く復興ができますように心から願っています。政府の援助が早急に対処できますように。さて自分のことで恐宿ですが、色々と皆様にはご心配頂有難うございました。お陰様でやっと本来の体調に戻り復帰できるようになりました。そして今年の11月1日で古希を迎えました。今までのようにバリバリとは言えませんが、そこそこに頑張っていこうと思っています。