「2回目のガン入院」

今回のコラムは入院中の桂病院の中で書いています。入院中でフィニール誌を書くのは2回目です。1回目は14年前京都医療センターでした。後ほど入院手術の経過を報告させていただきます。さて6月、大阪でG20が開かれました、20ケ国の偉いお方が集まり色々な事を議論されたようですが、果たしてわざわざ日本に集まって2日3日で何が決まったのでしょう私にはアメリカグループ対反アメリカグループのセメギあいにしか映りませんでした。各首脳の笑顔や握手の裏には虎視眈々と腹の探り合いをしているようにしか見えません。特にアメリカ、中国、ソ連の強烈なトップの個性はどうでしょう。おとなしく和やかに終わったように見えますがおそらく言っている事としていることは大違い。例えばアメリカと中国の貿易戦争がその一つ。やられたらやり返す、まるで隣村のガキ大将が家来をひきつれケンカごっこをしているかのようです。特に今アメリカでは宇宙戦争に備えて衛星を打ち落とせるプロジェクトが進んでいます、一方中国ではもうすでに出来上がっているらしいのです。石器時代から繰り返されている領地争いと何ら変わりがありません。人間は一向に進歩していない動物であることを証明しているようです。さて私事ですが6月17日に桂病院に入院18日に前立腺がんの手術を受けました。まず私の受けた手術はロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘手術と言います。 手術する機械は「ダビンチ」という機械です。朝9時から歩いて手術室に入りました。そばにダビンチがセットされています。ロボットアームが4,5本見えました。ゆっくり見たかったのですが、すぐにハイこのベッドに上がってください、両手の甲に針が入りますよ、今から麻酔を入れますよと言われ、 私は「ハイよろしくお願いします。」と返事した後アッとゆう間に眠ってしまいました。次に 「西川さん」と声をかけられ、気が付いたら終わっていました。前立腺がん摘出手術をごく簡単に説明すると「ダビンチ」で臍の下に6ケ所2~3センチの穴をあけ、お腹に炭酸ガスを入れて膨らませます。その穴からロボットアームのメスがお腹に入り膀胱と尿道を切断、膀胱の裏にある前立腺と

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