給湯器

①本体

<住まい手による日常のお手入れ>メーカーの説明書に従って行います。

●ガス給湯器:本体に草木などが巻き付かないように草刈り等を行います。近くに火事の原因となるものを置かないようにします。ドレン配管の先端が落ち葉やゴミで詰まらないように掃除します(エコジョーズ)。冬場で凍結の恐れがある場合、凍結防止のヒーターが入るように電源は落とさないでください。表面の汚れが気になる場合は拭き掃除を行います。

●石油給湯器:本体に草木などが巻き付かないように草刈り等を行います。近くに火事の原因となるものを置かないようにします。オイルタンク内部のサビ発生や不完全燃焼防止のために定期的に水抜きを行います。オイルストレーナーに溜まったゴミや水を定期的に掃除し取り除きます。冬場で凍結の恐れがある場合、凍結防止のヒーターが入るように電源は落とさないでください。表面の汚れが気になる場合は拭き掃除を行います。

●エコキュート:年に2~3回程度タンクの水を排水して底の湯垢を押し流します。年に2~3回程度漏電遮断器の作動点検を行います。テストボタンを押して漏電遮断器が「切」になるか確認します。年に2~3回程度逃し弁の作動点検を行います。逃し弁レバーを上げ、お湯が出ることを確認します。ヒートポンプユニットの前に草木や物が置いていないか確認します。表面の汚れが気になる場合は拭き掃除をします。

<メンテナンスサイン・放置するとおこる現象>お湯が出ない、お湯の出が悪くなる、お湯の温度が低い、などの症状が出ることがあります。機器本体・配管から水漏れがおきることがあります(石油機器の場合)。運転中の機器から異常音がすることがあります。機器の外装に焼けた跡・穴あきができることがあります(ガス・石油機器の場合)。器具の排気口にススが付いているときもメンテナンスサインです。

<メンテナンススケジュール>10年から15年を目安に本体を交換します。エコキュートについては3年毎に逃し弁と減圧弁を交換します。石油給湯器は「長期使用製品安全点検制度」の対象商品です。所有者は製品に表示されている点検期間内に点検を受ける必要があります。

<材料・注意事項・トラブル防止・その他>機器や排気口の周りに燃えやすいものを置いてはいけません。火災の原因となるので排気口から60㎝以上可燃物から離す必要があります。長期間使わない場合は水抜きを行います。