八幡市に展望台出現

今年の桜の開花は例年よりも遅いらしいです。平年より3日遅く去年より8日遅い開花になるそうです。これを読んでいただくころはすでに満開いや散りそうになっているかもしれません。桜と言えば、八幡市では背割り堤が有名です。近頃遠くから見に来られ、にぎわっています。

私の子供の頃、背割り堤は松林で樹齢何十年という立派な松が数えきれないほど並んでいました。しかしいつ頃か1本また1本と枯れはじめついに10年後には今の桜並木に変りました。その桜も立派に育ち今堤防を歩くと直径30センチ~40センチの大きさまで育ちました。ほとんどがソメイヨシノで日本の美しい桜の代表です。もうすでにご存じだと思いますが、三川合流展望台「さくらであい館」ができました。早速なんでも見たい、知りたい、の私はどんな施設かのぞいてきました。正直行ってがっくり何のために建てたのか、そこで何をやろうとしているのかさっぱり私には理解できませんでした。1Fは駐車場と木の椅子とテーブルが目的もなく置いてある状態、そのホールはミニコンサートでもできますよと言えるように舞台がありました。その隣には小部屋の会議室、いったい誰が使うのでしょう。おそらく小学生や中学生がやってきてここで三川の歴史や地理の勉強にでも使われるのでしょう。この建物は、国土交通省の政策でできたようです。皆さんもぜひ「さくらであい館」に行ってください。展望台は桜の花が咲いたら大勢の人が登ってくれるでしょう、それが終われば1日2~3人がやっとではないでしょうか。しっかりしたイベントや、もっと人を集める情報発信、そして、なんといってもそこでしかない魅力の食べ物、新鮮な路地物の野菜、グルメ、地元おばちゃんの手作り食材、すぐに食べられる食堂などが入れば皆が喜んでくれるのに、と考えるのは私が食い意地張っているからでしょうか。八幡市に聞いてみればここでのイベントなどできないそうです。今のままでは仏作って魂入れずになってしまいそうです。ただの箱と展望台に上っても2つの川しか見られない高台が残るだけになりませんようにまた。国民の大事な税金を無駄に終わらせないように、市民がしっかりと見守っていく必要がありそうです。

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