明けましておめでとうございます

年末は自民党の圧勝に終わり安倍内閣が発足しました。以前の鳴かずとばずの安倍内閣にはならぬよう全力で取り組んでいただきたいと願います。

さて12月初め友人夫妻と一緒に再び岡山に行ってきました、今回一番の目的は瀬戸内海に沈む素敵な夕日を見ることでしたが残念ながら見えませんでした。しかし大変楽しい出会いや発見がありました。ついた所は岡山下津井港から船で20分の2軒しかない離れ小島です。その島の人口は多分7人位でしょう。私たちが泊まった民宿は「六口荘」です。プライベートビーチといえば格好がいいのですが誰もいない遠浅海岸の際に建っています。以前は大変賑わったのですが年々人口が減り学校も閉鎖されました。そこの民宿のおばあちゃんが何とも言えない暖かい方なのです。おん歳80才位かも。夕日と料理が美味しくとても安価で泊まれるとのこと「安い」と聞いては私の心は踊り胸騒ぐのです。

現地に行ってみるとなるほど安いと納得しました、展望風呂(?)ではお湯が出ないし、照明器具が壊れていて暗闇、手探りで入浴。でもさすが料理はタコづくしのもてなしで刺身からたこ飯 天ぷら 酢の物他色々、とても4人では食べきれません。漁師民宿なので捕れた魚を選ばせてくれて料理をしてくれるらしいのです。この民宿にはとても想像できないものが3つありましたその一つはおよそ今から25万年前地球上にいたナウマンゾウの化石がゴロゴロと飾られていたのです。化石に目がない私はそれを見るなり目が点になりました。瀬戸内海で地引網が許可されていた時代に海底からあみに引っかかってきたナウマンゾウの歯や牙がこの民宿に集められていたのです、そうです若い時からお化粧もしないでガラクタ(いや失礼)を集めるのを趣味にしているここのおばあちゃんが漁師からせっせと集めたようです、今では岡山の教育委員会が展示の際には借りに来るそうです。その二、近くの海岸にその面影を残す象の姿をした岩があります。以前は鼻が長くて本当にそっくりでしたが波の侵食により短くなっています。ネットにも写真が出ています。その三、民宿で飼っているペット、犬や猫ではありません、コブダイ(魚)です、ここのおばあちゃんが「こぶちゃんこぶちゃん」と呼べば暗い水槽から顔を出し嬉しそうに胸鰭を動かし食べ物をせがみます。其の仕草がとても可愛いく、愛らしいのにはビックリ、時間が許せばもう一度この、おばあちゃんとこぶちゃんに会いに行きたいものです。帰り際裏山で実っている甘いミカンを好き放題取らせていただきました。今回はもっと盛りだくさんのお土産話があったのですが残念ながら紙面が足らずに割愛させていただきます。今年1年皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

 

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